

2022年3月19日(土)、渋谷区立勤労福祉会館にて「孝道の復興で世界に光を」をテーマに、野口芳宏植草学園大学名誉教授を迎え、親孝行についての講演会(全4回)の第2回目が行われました。第2回目は「論語(儒教)における孝の教え②」をテーマにお話ししていただきました。
親の仕事を敬意を持って受け継ぎ、その親 が込めた思いを続けて実現していくような、そういうことが孝と言うことの大事な観点だということを、孔先生がおっしゃっています。 「三年経って改むる無きは、孝と言うべし」ということです。(講演内容より抜粋)
◆参加者の感想◆
「『多様性』という言葉がいま流行っているが、これは非常に危なっかしい言葉だと思う。外国の人が多く入ってきた頃から聞かれるようになったが、義務教育ではまずは基本を教えてから、それから『多様性』を教えるべきではと思う。今、教育が曖昧になっている 」…等々、とても共感し考えさせられました。
我が子を通して今の教育界を見ると、たとえ草の根的だとしても、この孝道運動は必要だと思いました。この春、末っ子の娘が小学校を卒業しましたが、お世話になった恩返しと成長著しい小学生に何かできないかと「読み聞かせボランティア」に地域メンバーとして名前を残していただきました。野口先生のお話を拝聴して、私でもできる草の根運動はこれかも、と思いました。
活動の中には、一年一度(コロナ禍では中止してましたが)保護者向けに「大人のための読み聞かせ」というのもありますので、子ども向け大人向けに関わらず、絵本を選ぶ時はできるだけ孝道の教えが入ってる絵本を選びたいと思います。野口先生、ありがとうございました。